16の春

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これだけ時が経っても、
あのノートやテキストを見れば
その当時に戻れる。
ノートを丁寧に取ることで、
レポートを丁寧に書くことで、
喜ばれると思ってた。
実際そんなの関係なくても、
そうやって頑張ってる自分が好きだった。
あの頃の自分はそういったカタチでしか
想いを表現することが出来なかった。
今となってはそのわずかな手段すら
失って、途方に暮れる毎日。
いつまでこんな日々が続くんだろう。
眠れない夜はこんなことを考えてばかり。
そうこうしているうちに朝になってまった。