たぶん半年くらい前だと思うけど、
あの人と話してて、いろいろと聞かれて
曖昧な答えしか出せなくて、それでもっと
ちゃんと自分のこと知らないといけないんだなと
思ってこの本を買っていたのよ。
でも正直読むのが面倒で、ずっと読んでなかったんだけど。
いざ読んでみると、凄い共感できるっていうか
「分かってるなあ。」って思うようなことがたくさん書かれている。
こんな世の中だからどうしても同性を愛することが
「異常」だとか「倒錯」だとか思ってしまうけど、
でもそういう考えってやっぱり間違ってるんだよ。
まだ最後まで読んでないし、これを読んだからと言って
自分が同性愛者として堂々と生きてける自信はないけど、
少しでも同性愛に関して偏見持っている、もしくは
偏見は無いけど間違った解釈をしている人たちに
読ませたい。
一部だけだけど、この本に書かれている内容を載せておく。
「オカマ」という言葉は、もともと「お尻」を表す古語で、
「男性同性愛者はアナル・セックスばかりしている」という
異性愛者の思い込みから、男性同性愛者をからかう時に
用いられ始め、そこに「男性同性愛者は女性的」という
間違った説がからんで、現代では広く「男らしさ」からずれる
男性を、笑い・いじめ・軽蔑の対象としてさげすんで
使うときの言葉になっています。
同性愛者に対して、必ずされると言っていい質問が、
「なぜ・どうして同性が好きなのか」です。
そもそも異性愛者が「なぜ・どうして異性が好きなのか」
(同性愛者がこの質問を異性愛者に投げ返しても
意味が分からずぽかんとしている人が大多数です。
それほど異性愛以外の性のあり方などあり得ないと
思われているのです)ということだって明らかになっていない
中では、こうした質問には答える義務がないばかりか、
答えること自体が不可能なのです。