傷つくと分かっていても、愛することを辞められない。

教育実習の1週目がやっと終わった。
この1週間、あまりにも忙しくて日記を書くどころじゃなかった。
だから今日は、1週間のまとめを一気に出来たらなと思う。
まず1日目のことから。
この日は実習初日だから、基本的に一日中見学が中心。
初めて担当する209の教室に入って、STの時間に自己紹介をした。
緊張していてろくに話が出来なかったのを覚えてる。
1限目と5限目はガイダンスになっていた。
一つ目は校長先生からのお話。
二つ目は教務部のM井先生のお話。
前の校長さんもそうだけど、あんまり良い印象が
無かったんだよね。パッと見の印象でしかないんだけど。
でも意外にいい人っぽい感じで安心した。
まあ、教師に必要な能力とは何かについてを話してたね。
「清く、正しく、美しく」と「賢い人間になる」ということ。
ここで言う賢い人間というのは自分の専門とする教科の
勉強だけでなく、国・数・理・英みたいな一般教養も
十分に備えた人間のことをいうのね。
当たり前のことだけど、改めてその大切さを知った。
見学ばかりの1日であったので、別にダメ出しを
されることもなく終わった。
さて、2日目。
この日からいろいろと始まった。
そしてミスが多くて、ダメだしを最もされた1日だった。
初めてのSTで、どういう風に進めて行くかは初日に
見学してたから分かってたはずなんだけど、
やっぱりいざ教壇に立つと、緊張してうまくいかないという。
朝読書の時間はクラス内がうるさかったにも関わらず、
ウチは生徒の出欠確認に必死になりすぎて注意する余裕がなかった。
そしたら隣のクラスの担任であるトグロが外から覗いてたらしくて。
そんなことも気付くわけが無く・・・。
ただ先生からはそのことも含めて怒られた。
凄いきつく怒られたってわけでもないんだけど、
なんかやけに応えちゃって。
その日の夜は食事が喉を通らず、
その食欲不振は3日目の朝も同じだった。
3日目は、2日目の失敗を無くそうといろいろと
対策を練った上で学校へ行ったからか、
凄く良い感じで終われた。
生徒との距離も徐々に近付き始めてきた所だった。
4日目。5,6限目に体育大会の練習をした。
そしたら、とんでもない事実を目の当たりにしてしまった。
折角私情を挟まないようにと頑張って仮面被ってきてた
つもりだったけど、あんな形で一緒になるとは思わなかった。
向こうが近付いてくると、顔見るのが辛くてそっぽ向いてばかり。
体育大会当日の今日も、ずーっとそんな感じで
同じ軍団であることがもの凄い苦痛だった。
今日の体育大会は実に面白かった。
とは言っても、生徒の応援とかそういうのは全然してなかったけどね。
応援合戦とリレーに参加したことが何よりも思い出。
リレーなんだけど、400mっていうのはアンカーのことだった。
生徒に混じって教員軍団として走っていたけど、
最初から適う見込みもなく、生徒より遅れ気味だった。
いくら野球部の元部長がいても、その他のメンバーが
あんまりだったから意味無いんだよね。
特にウチみたいな足の遅い奴がアンカーとか致命的wwww
自分がアンカーであることに気付いた時は寒気がしたわ。
最終的に、ウチが200m走り終えたところで1位の生徒は
ゴールしちゃったし。残りの200mは、全教員・生徒が見ている中
一人だけで走ってたwww
H野や生徒たちからたくさんのエールをもらって、
なんとしてでも走り抜こうと最後まで頑張った。
走り終えた後はもう足が笑っていたね。
頭はグラグラするし、酸欠状態だった。
結果は散々ではあったけど、明らかに目立ったから良いや。
今日改めて気付いたけど、ウチって何だかんだ言って
目立つのが好きなんだよな。
人前に出ればそれはそれで凄い緊張するけど、
それと目立つのとは別っていうか。
とにかく充実した1日だった!あのことを除けば。
明日は出勤する必要ないけど、出勤しても構わない
ということだったので、スーツ着て作業してくる。

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