今日は豊明のオータムフェスに行ってきた。
会場は豊明商工会館ってところだったんだけど、
これがまた駅から遠かったこと。
商工会館のサイトに載っていたアクセスガイドでは
前後駅からバスに乗るって書いてったんだけど、
実際は豊明駅で降りてそこから徒歩。
知らない土地だし、心配だったけど
こういう時心強い味方になってくれるのが
iPhoneに備え付けのマップアプリ。
Googleマップを使ってナビ案内してくれるのね。
たまたまそのルートが住宅街の中を
延々と歩くって感じだったんだけど、ただでさえ
目印の少ない住宅街に沿って歩くのはホント不安だったw
13時から式典が始まって、14時から15時半までが尾木直樹の
講演予定だったんだけど、このタイムスケジュールが
結果的には崩れることにね。
全ての原因は式典の内容。
式典って確か、1時間くらいで終わるはずなのに何故か
1時間半もやっていたのよ。
なんかその地域のオカリナ演奏者だの合唱団だの
発表が多すぎた気がする。
実にくだらないから全部目つむって聞かないようにしてた。
だからホントにお目当ての尾木ママの講演は結局
14時半から始まった。
だけどこの講演もまたまた延長してしまうんだ。
家に帰ってからこのこと母さんに話したら
「あの人は毎回そうだ」と。
たぶんレインボー祭典の時もそうだったんだろうね。
話の内容は、今時の大人の学力が下がっていることについて。
子どもの学力低下に騒ぐ以前に、大の大人たちが
馬鹿では話にならないってね。
それと日本の教育的思考は古臭いものばかりだから
フィンランドみたいな教育大国のやり方を参考にすべきだって
ことや、就職難について話してくれた。
今年のオータムはこれで5箇所目で、
講演を聞くのは3人目になるけど、今回この人の話しが
一番収穫が多かった気がする。
ただ残念なことに、あの講演で尾木さんが本来言いたいことを
聞こうとして来ている人は殆どいなかったと思う。
それは何故かというと、あの人は完全に「ほんまでっかTV」とか
バラエティーでオネエキャラが浸透してしまったから。
ただそれを面白見たさに来ている人ばかりだったと思う。
じゃなきゃ写メ撮るバカはそんなにいないはず。
本当に教育に関する話を聞きたい奴がそんなモラルの欠けた
行動を取るだろうか?
バラエティーの影響での人気ぶりは戦場カメラマンにも
負けないくらいだったけど、あまりにも会場の尾木さんに対する
扱いが緩すぎたと思う。
尾木さん自身も「僕は真面目な話してるんだけど、あなた方は
面白い部分しか拾わないでしょ」的な感じで
その場にいるオーディエンスがどういう層なのかって
把握している感じだった。
それでも面白おかしく話してくれたのはホント良かった。
でももっと真剣に長丁場でトークしてもらいたかった。
さて、明後日は中川区役所で「夜回り先生」こと
水谷修の講演会だよ。
3年ほど前に名古屋市公会堂での講演を見に行って以来だね。
なんか当時、あの講演が最後になるかもしれいって
話を聞いていたんだけど、大丈夫みたいだね。