ライブ当日から1ヶ月近く経過してしまったけど、
これまで、ライブに行くと必ず書いてきたライブレポートを、
なるべくちゃんと書いておきたくて。頑張って思い出しながら書いていくことにする。
YUKIのライブは2010年の夏にあった「うれしくって抱きあうよ」ツアー以来約1年ぶり。
これまで、five-star(大阪城ホール)、NEW RYTHEM(センチュリー)、うれ抱き(センチュリー)と
観てきたけど、ホール規模の全国ツアーは今回がソロとして初めてだった。
「一度は観てみたいなあ」と思ってたガイシホールでの公演だったから凄い楽しみにしてた。
この日はケータイを替えに行ったりといろいろとバタバタしていて、
会場に着いたのは開演時間の30分前くらいになってしまった。
いつもだったら1時間以上は余裕を持って行って、それでグッズも余裕で
買えてたんだけど、今回はもう既に時遅し。
パンフレットが売り切れていた。ツアーグッズで最低限欲しいツアーパンフが無いなら
もういいやと思って急いで会場入り。
開演時間は18時となっていたけど、いつものこと、時間通りには始まらず。
10分近く経過してからかな。始まった。
最初は会場全体に太鼓みたいな「ドンドン」って音が鳴り出した。
だんだんフェードインしてきて大きくなる。心臓の鼓動を再現してるかのよう。
そしてメインステージのスクリーンには導火線に火を付けたような感じで
「ビリビリ」と火花が走ってく映像が流れて、その導火線が進んだ先には
「megaphonic」という火文字が現れた。
その後だったかな?会場内で打ち上げ花火が「バーンッ」と上がった。
ビックリした。
そんなビックリしているウチにYUKIが花道のど真ん中に立ってた!!
いつものオープニング演出に比べると実にシンプルだけど、すげえ興奮した。
一騒ぎ起こしたところでYUKIがアカペラでHello!のサビを歌った。
1曲目はHello!かな?と思ったところで流れ出したのは「JOY」。
意外だった。1曲目から定番のJOYを持ってきたのは。
てか1曲目から踊る曲っていうのがビックリ。
相変わらずこの曲の振り付けは身につかないというか身につける気が無いから
適当にごまかしておしまい。
2曲目は何かと思えば、megaphonicより「勇敢なヴァニラアイスクリーム」。
確かに、メロディのテンポとかJOYと似ていてうまいつながり方していた。
一応今回はmegaphonicツアーだから、こうやってアルバム収録曲を聴けるのが一番嬉しい。
3曲目は前回のツアーでは歌わなかったビスケット。
久しぶりにライブでこの曲を聴くと、またハマってしまったw
最近のYUKIの曲は、大人っぽく落ち着いた曲が多かったから、
可愛さを狙ったようなビスケットみたいな曲はホントに久しぶりだった。
4曲目はJOYより、「キスをしようよ」。
この曲もえらい久しぶりだったんじゃないかなあ?
一番最初に観に行った「five-star」公演以来だったような気がする。
そのライブで聴くまでは全然気にも留めなかった曲だったんだけど、
凄く切ない歌詞がキュンと来て一度で好きになった。
もう早くもこの辺でちょっと涙腺が緩み始めていたw
5曲目はWild Ladies。
この曲は、JAM時代を彷彿とさせるような軽快なロック曲。
Mステで「鳴いてる怪獣」を披露したときと同じエレキギターを
使って演奏していた。可愛かったなあ。
これまでの流れで一番盛り上がった1曲。
YUKIのテンションもカナリ高くなっていて、観ているこっちはゾクゾクしてきたw
で、たぶん、この辺だったと思う。
一度ライブパフォーマンスを止めて、トレーラーが流れた。
YUKIのライブでは毎回トレーラーがオープニングと真ん中あたりに一つ、と
合計二つのトレーラーが流れるんだけど、今回はライブが終わるまでに
全部で3,4回くらいムービーが流れてたんじゃないかな?
おそらく海外で撮影したムービーに詞を乗せた感じ。
一気に会場内は静まりかえった。
ここで一区切り付いたわけであって。
6曲目は何が来るのかと思ったら、「ひみつ」だった。
ああ、もうしんみりとする曲が来たのかと。
この曲は、おそらく不倫ソング。
「このままどこかへ2人で消えてしまおう。誰も2人を知らない遠くまで。」
「私にだけ見せてくれる横顔を知ってしまったの。」
“どこかへ消えてしまおう”って駆け落ちするっていう意味なんじゃないかなー。
“私にだけ見せてくれる横顔”っていうのはもう想像にお任せレベルだね(ぁ
この曲も切なくて、凄いジーンと来る。大好きな曲。
生で聴けてもの凄く嬉しかった。
「ひみつ」でジーンと来たところ、次いで来たのは7曲目「2人のストーリー」。
これは、YUKIが男性目線で書いた、彼女を思う、彼女の幸せを願う、そんな曲だと
ウチは認識してる。「ひみつ」ほどの切なさでは無いんだけど、ていうかむしろ
明るい内容なはずなんだけど、儚げな感じ。余計グッと来て若干泣きそうだった。
ああ、凄い良い雰囲気だった。このまま順調に続けてくれれば確実に泣けてた。
けど、途中しらけてしまった。だって、歌詞を間違えるんだもの。
しかも、結構大胆な間違い方。どうしたんだろうと思いながら「2人のストーリー」を
歌い終わるのを待っていた。
「ごめんなさい・・・」。
いつもなら軽く誤魔化してなんてことないような感じなのに、今回は違った。
しかも何故かステージ横に捌けてしまった。
どうやら体調が悪かったみたい。
すぐにスタッフの人がステージ上で「しばらく休憩時間にします」的なことを言ってきた。
それから30分程度、ちゃんと続けられるのか、払い戻しになって今日のところは
帰らされるのかどうか心配してた。
30分くらい経過したところで、静かに戻ってきた。
感謝の言葉と、「また歌わせて下さい」的なことを言ってたかな?
ここでライブは再開。
気を取り直して、8曲目は「ハローグッバイ」。
30分近く時間が押したわけだから、もしかしたらセットリストに何かしら
変化があるかなあと思っていたけど、たぶん流れ的に変わってないっぽい。
9曲目は「Hello!」
凄い可愛い。幸せな気分にさせてくれた。
で、ここでもまたトレーラーが流れたかな?
正直もうトレーラーが入ったタイミングはよく覚えてない。
ただ、復活してから比較的早い段階で流れてたはずだし、スローテンポな曲は
ここで一区切りついたからこのタイミングだったと思う。
そして10曲目、これまたNEW RYTHEM TOUR以来の「ワンダーライン」。
なんか、今まで聴いたワンダーラインの中でも一番激しかったような気がする。
一気に会場のテンションがまた上がりだした感じだった。
11曲目は「クライマー・クライマー」。
この曲はその名の通り山登りソング。
なんか、タイトルのネーミングが凄い好きなんだよね。
アイスクライマー的なwww
登山をしたことあるなら一度は耳にしたことのあるワードが
散りばめられていて、面白くて不思議な曲。
12曲目は「ランデヴー」。
今のところ、ピコピコサウンドというかテクノというか、
打ち込み系サウンドが続いてるね。
この曲は毎回、最後のサビの手前で
「瞼に銀のタトゥー」って詞があるんだけど、
そこ歌ってるときのポーズが可愛いんだわ!たまらねえ。
13曲目は「揺れるスカート」。
megaphonic収録曲の中で一番カッコイイ曲。
歌い出しにツイッターのことが書かれてるんだよね。
「そうやってみんなして不平不満ばかり言ってつぶやいてりゃいいじゃない。私には関係無い。」
なんか、ディスコミュージックっていうのか、それっぽいと思ってずーっと聴いてたんだけど、
この歌の時には天井からミラーボールが降りてきてた。
会場全体がキラキラ光って凄い良かったなあ。
14曲目「マイ・プライヴェート・アイダホ」。
これまた、ネームセンスが笑える。
なんだろうね、なんなんだろう。アイダホの歌だよ。
あのー、イメージ的に、ちびまる子ちゃんの
「アイダホ生まれのじゃがバタコーンさんは~♪」って曲に
似てるかなぁ??
正直そんな好きな曲では無かったけど、ライブ映えする曲だね。
15曲目は「ティンカーベル」。
これも、定番曲の一つだね。
みんなで楽しく歌ったよ。そしたらティンカーベルが舞い降りてきたみたい(ぁ
16曲目は「WAGON」。
続けざまに定番曲。この時、キラキラのテープが会場に「バーン」と飛んできた。
最初はただのテープだと思って拾いに行こうとはしなかったんだけど、
なんかやたら後ろの方から取りに来る人とかがいて、気になって拾ってみたら
ちゃんとメッセージが書かれてた。もちろんコピーした奴なんだけどね。
それ見て一気にテンション上がってウチの盛り上がり度は最高潮!
とにかくこの辺から拾ったテープをフリフリ振りまくるwww
17曲目は「鳴いてる怪獣」。
Mステで披露したときはギターを抱えていたし、序盤の「Wild Ladies」の
時にギターを弾いていたからもしかしたらこの曲でもギタープレイを
見せつけてくれるかなと思ったらフツーに歌うだけだったw
まあ、可愛いから許す。
18曲目は一応ラストで「相思相愛」。
これは、ハミングバードに似た曲というか、実際曲の最後に
ハミングバードのフレーズを歌ってる部分があるんだけど。
ラップが入ってたり、ウチはあまり好きでは無かったけど、
またコレもライブ映えしたね。
これも「Hello!」とはちょっと違うけど幸せ感じる1曲だった。
ここで本編は終了。
後半はずっとテンション上げてはしゃいでたから凄い疲れた。
いつものことだけど、アンコールの呼びかけはウチは一切せず。
他の人たちがティンカーベル歌っているのをのんびり聞きつつ待っていた。
そしてアンコールの始まり。
本編では、定番の名曲「歓びの種」や、「うれしくって抱きあうよ」がまだ歌われてなかった。
この2曲は個人的に、毎回聴きたかった。
二つともシメにはぴったりだし、ここらで歌ってくれるかなあと期待してたけど、
1曲目は意外な曲だった。
そう、「Dear.ママ」。
母の日限定で公開された1曲。後に「Hello!」のカップリング曲として収録されたわけだけど。
これも、久しぶりの可愛い曲だった。YUKIの名前の由来が歌詞に書かれているんだよね。
「”希望がありますように”とママが付けてくれた名前」って。
素敵な1曲だった。
2曲目は「世界はただ、輝いて」。新曲だった。
今年、2012年でソロデビュー10周年を迎えるYUKIが、
シングルコレクションの第2弾をリリースするにあたって
作られた新曲だった。
初めて聴けたのは良いけど、歌詞が聴き取りにくかった。
何なんだろうね。聴き慣れた曲は自分の頭の中に歌詞がこびりついて
いるからだろうけど、初めて聴く曲は歌詞が分からない上、
音響があまり良くないのか知らないけどホント訳分からなかった。
でも、YUKI本人が言ってたけど、これまでの曲のタイトルが
散りばめられていたね。
最近、節目にこういう曲を書くのが流行っているのかね?
まさよしや福耳がそうだったように。
そして本当にラストの曲は「集まろうfor tomorrow」。
これも意外だったなあ。megaphonicで最後に入ってるんだけど、
まさかライブでもこの曲をラストに持ってくるとは思いもしなかったし、
わざわざ歌うまでもなかったんじゃないかっていうくらいの存在だった。ウチの中では。
でも、なんていうんだろう。手を繋いで「ランランラン」みたいな。
そんな平和な雰囲気漂う曲。楽しく終われた。
名古屋では初の大規模ライブだったけど、凄い楽しかった。
ていうか、全体的にすげえ金かかった内容だと思う。とにかく豪華だった。
5月には10周年記念ライブが控えてるけど、もうチケットは取得済み!
楽しみだなあ。