踏み出してこそ得られるものがある。

今日書いておきたいことは2つ。

まずはタイトルとは関係のない話。

今、自分が担当している授業であるテーマに

ついて自分の意見を短い時間で発表するという

のを各クラスで始めた。もう発表は今年度入って

から学期に1回はやっていて、子どもたちも

そういう流れが必ず来るというのはだいたい

分かっていた。でもそうなってくると、人前で

発表ができないからと逃げる子が出てくる。

そんな子は減点していけば良いだけの話だけど、

そんな単純なことをしてたら今年度ガラッと

変わった観点別評価の意味がなくなってしまう。

だから今回はあらかじめ発表ができなくても

ある程度点数を入れてあげられるような仕組みに

変更してみた。駄目な子は個別でメッセージを

送ったりしてくれれば良いという予告をして

おいたら1名申告してきた子がいて、その子は

別に良かった。ただ、1年の頃から超絶ワガママ

で、現担任にも迷惑をかけまくっている生徒が

タイミング悪く登校していた。もちろんその子も

発表なんて大の苦手。これは本人から申告が

ないだろうと思いつつ、発表を促せないのは

分かっていたため、いっそのことその子のことは

いない存在として1時間授業をすることにした。

もう3月いっぱいで退学することも決まっててる

し、相変わらず舐めた態度取っているという

ことだからそんな子を存在しているものとして

扱うだけ無駄だって思ったから。向こうもこっちに

触れてくることなんて絶対ないし、これくらいの

開き直りで残り期間接するのが一番だと思ってる。

しかしこの子は本当にかわいそうな子。

この先の人生、間違いなく自分の強い特性のせいで

周りから受け入れて貰えず、自分の周りに超分厚い

壁を作って殻に閉じこもって何も出来ず朽ちていく

んじゃないかと思っているし、むしろそうなるべき。

一度地獄を見て、このままではいけないと感じる

ところまでいかないと治療にはならない。

世の中そんなに甘くない。周りを傷つけてきた分

今度は自分がとことん傷つけば良い。

親が手を付けられなくなっている今こそまさに

その前兆と言えると思う。

外部の人を呼んで就労移行支援事業所に関する

話を聞く時間があった。生徒たちから質問があがって

くることもなくてどうしようかと気まずい空気が

流れていた中で、クラスにいる緘黙の生徒みたいな

人が利用者にいないか聞いてみたら意外といる

ことが分かったし、ひょっとしたらその生徒の

面倒を見てくれるかもしれないくらい希望が湧いた。

昨日もそうだけど、手帳を使った進路に関する知識が

なさすぎて具体的なことが考えられないのが嫌で、

そのうえ無知なことを知られるのが嫌だから周りに

質問できなかったけど、もうそんなこと言っている

場合じゃない。もしこのあと3年生に上がったとしたら

もっと分からなくてどうすれば良いかって悩む内容が

出てくることは目に見えてるし、どんどん周りの

知識を持った人たちに聞いていかないと。そうやって

いろいろ聞いていくうちに自分の知識にちゃんと

切り替えていけば良いんだから。

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