不安を掻き消すのは難しい。

なんかよく不安に思っていることの殆どは

実際には起こらないみたいな話があるけど、

それは本当に確かなことなんじゃないかと

ふと思った。でも、本当にそんな大して不安

に思っていることが実現するわけじゃないと

しても、それでも不安に思う気持ちはなかなか

拭えないのが現実なわけ。

たとえば最近不安だった出来事の一つは、

ある生徒が企業実習に行ったあとの評価が

良くなかったことを伝えたときに、その評価

内容が細かく書かれた紙をもらえないかと

お願いされてて。自分としては渡してあげた

かったんだけど、その書類を作成した職員が

上に確認を取ったら、報告書の形で出してる

ものを外部に渡すのは無理だって話に

なったわけ。仕方なく生徒経由で保護者に

渡せないことを伝えてもらったわけだけど、

正直それを聞いた保護者が納得いかなくて

電話をかけてきたりするんじゃないかって

いう不安とかね。

あとは常日頃いろんな細々とした仕事を

ため込んでは「ヤバい、絶対どこかで地獄を

見る」とか思って焦っているけど、実際

その仕事の締め切りが来たときにはたいていの

仕事が片づいているという現実。

そう、何だかんだ不安に思っていても

時間が経過してしまえば「ああ、あれ?

とりあえず出せたからOK」と言えるでき

ごとが多いわけ。

それは分かっているんだけど、また同じ

状況に立たされた時に不安に思うのは性分って

奴なのかな。でも、考えようによっては

結果「平気だった」ってなるようなことでも

不安に思っているからこそ必死になって

取り組めるんだっていう部分ではこの

不安に思う傾向っていうのも無理に取り除く

必要性も感じなくて。なかなか面倒な生き物

だよなとつくづく感じる。

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