ある生徒の母親が去年の秋頃に癌であることが
分かって、そこからなかなか母親と連絡をとる
ことができず、たまに本人から様子を聞く程度
だったんだけど、今日久しぶりに電話で話を
してみた。進路に関する話をしたくて。
そしたら現状を聞くことができたんだけど、
どうやら抗がん剤治療を1週おきにしている
みたいで、それをたとえば月曜日にしたとすると、
そのダメージがほぼ1週間続いてなかなか身動きが
とれなくなってしまうそう。
なんかその話を聞いただけでも胸が痛くなっちゃって。
その母親が苦しい思いをしていることを想像したら
なんかこっちまで辛くなって来ちゃって泣きそうだった。
元気に過ごせることが当たり前だと思えるくらい健康体で
いられる中でさ、「生きるのしんどい」「死にたい」とか
軽く口にしたり、思ったりすることあるけど、生きたいのに
どうなるか分からない、ひょっとしたら余命が・・・なんてことに
なるかもしれない人も世の中に入るわけで。
そう考えるとやっぱり命を軽く見ちゃダメだなって
改めて感じたし、何とかそのお母さんに卒業式の日には
学校に足を運んで子どもの背中を見届けて欲しいなって
心から思う。