氷が溶けたかのように。

今日は2週ぶりの横須賀でテニスができると

楽しみにしていたのと、何気にメインは朝一で

ノジマに向かうことだった。

そう、5月から復帰するにあたって簡単に挨拶

しに行きたいと思っていたから。あとは、自分が

元々定番に入っていたレッスンの枠に、Tコーチが

担当になっているかどうかをしっかり確認しておきたかった

から、3月末にもらいにいくことが出来ていなかった

コーチ担当表をもらいに行くって決めていた。

とはいえ、ノジマに顔を出すに当たっての一番の目的は

Tコーチと再会することだった。なんて声を掛けたら良いか、

どんな話をしたら良いか考えてみたけど、こういうのって

考えれば考えるだけ本番になって思い通りに行かないことの

方が多いって経験上分かっていた。だからあえて考えるのは

なるべくやめて、もうその時咄嗟に出てくる自分の言葉で

やりとりしようと思った。

久しぶりに店内に入って、エレベーターに乗っている時が

最高に緊張していた。顔なじみとは言え、あんな手紙を添えた

プレゼントを預けて以来、会っていなかったから正直

気まずかった。そしてこういう想像も無駄なだけなのにと

思っていたのが、彼から異動の話を聞けなかったことにたいして

かなり申し訳なさそうにされるんじゃないかとかも思っていた。

実際は言えなくて申し訳なかったという話はあったけど、

そんなに重たい感じにならなかったから良かった。

思っていたよりも普通に話ができて良かった。

この1ヶ月、たった1ヶ月だけど当たり前のように週に1回

顔を見ることが出来ていた人と会いたくても会えないことが

凄く寂しかったし、でもこの出来事を機に離れた方が良いのかも

しれないとも思っていた。いろんな考えが頭を過ぎっては

本当にしんどかった。今日だって場合によっては、自分の心が

途中で折れていたら顔を合わせること無く引き返していたかも

しれない。でもその選択肢は正直なかった。だって、絶対

そんなことをしちゃいけない相手だと分かっていたから。

本当に辛かったけど、今朝彼と少し話ができて、しかも

これまでとほぼ変わらないというか、これまで通りの

感覚や距離感で会話が出来たことによってこの1ヶ月

ふさぎ込んでいたものが解放された気がする。

良いんだ。このままこの人に着いて行ってもって思えた。

来月から改めて3拠点生活を始めるし、この先1年かな。

横須賀での掛け持ちを続けてみたところでもしかしたら

自分は次なる一歩を踏み出すことになるかもしれない。

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