自分の手で掴み取るしかない。

自分ではあまり自覚はなかったけど、気づいたら

ここ最近他人から「行動力が凄い」なんて話を

されることがあって、そう言われるとテニスに

関しては間違いなくそうだなと感じてはいた。

でも今日、ふとなんでここまでの行動力が

身に付いたんだろうって考えてみた。

すぐ分かったよね。たぶん、これまで散々

周りに甘えてきた、勝手に期待してきて「違った」

と感じることが多かったからだと思う。

勝手に「こうあって欲しい」とか思っていても

現実はそんな思った通りにいくわけなくって。

だから気づいたんだよね。他人はどうにかして

くれないから、自分で動くしかないって。

具体的にこの瞬間にそう感じたとか思い浮かぶ

わけではないけど、自分が短気な性格なのって

周りに対しての不満が多すぎるからであって、

それってつまり周りに「こうして欲しい」って

思いが強すぎる、ようは期待しすぎてるから。

なんでかな、テニスに関しては振り返ってみても

すごく順調に人脈を広げていけてるわけで。

何か、手放したくないんだと思う。自分の価値を

高めてくれてるコンテンツだから。

そんなこんなで今日も一つ行動を起こすことができた。

その本題に入る前に今日のレッスンの様子について。

告白をしてからと言うものの、何だか彼から微妙に

距離を置かれているというか、物足りなさを感じて

いたし、先週については何となくだけど女性客に

ウケを狙おうとしている感じがムカついちゃって。

ここまで熱心に追っかけて技術の向上に向けて

一生懸命努力している自分を差し置いてコイツは

何なんだとか勝手にこれこそ期待していたけど、

そんなイライラを抱えたまま今日もレッスンに

なるかなと思っていたし、自分自身も結局のところ

彼を意識して見ているということをこれ以上気づかれ

ないようにと思っているのかな、もうあまり感情を

彼の前で出さないようにしようとしている部分があって。

だからレッスン中、全体に向けて話をしているときとか

どうしても無関心な感じを出してしまいがち。

でもそれもこれも全部自分を守るためだから。

今日はもともとレッスンの上限人数マックスな

状態になっていて、話にならんわと思いながら

ノジマに向かったわけだけど、いつものように

準備をしていたら久しぶりに彼から話しかけてきて

くれて、何かと思ったら「今日は体験の方も居て

人数が多いからラリーの時間が短くなってしまう

のでごめんなさい」みたいなお詫びだった。

これについては流石の自分もぶっきらぼうに対応

とかはあり得なくて素直に反応示したわけだけど、

こういう話をわざわざ伝えてくれるあたり、

自分が彼のレッスン、いや彼と打ち合うことに

相当価値を見いだしていることを理解してくれて

いるからであって、そう思ったら凄く嬉しかった。

付き合いが長いから、慣れてきてなおかつ大好き

だからこそ自分のことを一番に見てもらいたいって

思いが強いけど、彼がそのリクエストにある程度

答えてくれようとしているとして、常に一番に

してもらえるかって言ったらそうじゃないのも

よく分かっている。ましてや今日は体験の人を

相手にしなくちゃいけない。彼としては稼ぎの

原料となる新たな顧客をゲットするのに必死

だろうし、そんな仕事熱心な彼の邪魔をしては

いけない。もちろん、レッスンは体験の人だけじゃ

なかったし、中には入会当初から知り合いのばあさん

がいた。体験の人にある程度優しくしようという

思いはあったけど、相手は夫婦だった。女性の方は

謙虚だったから優しくしてあげようと努力したけど、

旦那の方はある程度技術があるみたいで何だか

ちょっとプレーして新参者のくせに生意気な

感じを受けたから遠慮無くやらせて貰った。

そうじゃなくても今日はここ最近一緒になる

ことの多いババアとおっさんが調子良かった

みたいで最後のゲームでやられる場面がいくつか

あってムカついたけど、その一方でこっちも

技術の差を見せつけられたから良かった。

それよりも、彼とのラリーの時間。

いつもより短い時間になると聞いていて、

この時間をいつも以上に大切にしないとと

思いながら具体的にどう大切にするかなんて

ところまでは考えられていなかった。

ただ、始まると「絶対打ち返してやる」という

強い気持ちが芽生えてとにかく必死でボールを

追い続けた。そしたらたぶん2分程度のラリーの

時間だったんだろうけど、彼が使ったボールは

2球のみ。自分でもびっくりするくらい1球を

長持ちさせることが出来たし、彼からはミスも

少なくて凄く良かったと褒めてもらえた。

何だか久しぶりに彼の素直な笑顔を目の当たりに

できた気がしてこっちも嬉しくなった。

最後のゲームはイマイチだったけど、そのラリーの

時のやりとりに満足できたから良かった。

そしてJ’sでのレッスンではNコーチが面白い

ことを言ってくれて楽しめた。

チャンスボールだったかの練習で「嫌いな人に

ビンタをするつもりで打つ」みたいなたとえを

していて、なおかつ自分の番になったら

「嫌いな人いっぱいいるでしょ?」みたいに

言われたからそういう奴らを打ちのめすつもりで

打ってみたら案外良い感じになった。

すごいよなあ、この人は。自分の性格をよく

理解してくれた上で適切な指導してくれるんだから。

それでいてサーブのワンポイントアドバイスももらえて。

サーブに関してはとにかくこの1年くらいでいくつも

アドバイスをもらってきたつもりだけど、それなのに

まだネタが尽きない感じもホント感心しちゃう。

そして本題に戻るけど、レッスンが終わってから

考えていた。年末に参加予定のイベントの数が

少ないものだから何か充実させることは

できないかと。そんな時に数日前だったかに

交流のあるプロテニス選手の子にPLについて

質問をしていて、それについて返事が返ってきた。

フリーだから意外と都合がつくということが分かって

このタイミングならと考えていた日程を提案したら

快諾してくれた。そう、こういう繋がりをちゃんと

利用できる自分の行動力の高さは自分の一度きりの

人生を無駄にしたくないし、こうやって行動している

様子を誰かが見て「自分も頑張らなきゃ」とか

思ってもらえたり、シンプルに「すごいな」って

感じてもらえたら嬉しいから。

あと思った。Tコーチみたいにちょっとした

相手の心変わりで手に入るかもしれない相手

より、芸能人とかのように明らかに世界が

離れているけど、何となく繋がりは持てて

親しみやすい推しを愛でることの方が、自分の

気持ちを壊さなくて済むような気がする。

だからやりたいと思っているのは、今ずっと

スマホの待ち受けになっている彼との写真を

このプロ選手とのツーショットにして、それを

心の支えにしながら今後のテニスを頑張る理由

の一つにしていけたらということ。

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