一昨日の校外学習で一緒に行動をした苦手だった
先輩に対する思いがどんどん変わってきている。
空白の4,5年があったわけだけど、その空白を
一気に埋めるかのように思い出が巡ってきて、
その中で自分はその先輩が言ってくれた何気ない
一言に支えられてきたことに気づかされた。
担任を持つ前は何か強みがないと生き残れない
って言われて焦らされたり。
同じ学年で初めて担任を持つってなった時は
自分が気を抜いてたら自分のクラスの生徒を
俺のモノにするみたいなことを言われてそんな
ことさせるわけないって思わせてもらったり。
そんな学年を離れることになった時には自分が
次に移る学年が大変な状態だと察した上で
言ってくれたのか「腐るなよ」と。
近年の自分が一番支えにしてきたのはこの
「腐るなよ」の一言。腐ってたまるか。担任として
立派に成長してやるって思いながらここまで来た。
でも、ここ最近は仕事上でとくに何か明確な目標を
持つわけでもなく、評価もされなくなってどんどん
仕事に対する思いは枯れてく一方だった。
テニスには熱中できるけど、仕事に熱中はできない。
そんな状態が続いてたけど、金曜日に久しぶりのこの
先輩といろいろ話をしてきたことを思い返してたら
ついに自分の新たなる目標を見つけた。
それは前年度までその先輩のもとで副主任として
仕事をしていた人が主任になった大変さから
思わず口にしていた一言から先輩が言ってたこと。
「お前は主任になるって話をしてただろ」と。
自分が主任としては潮時だと感じつつ、その代わりに
一番身近にいてくれた人を主任に持ち上げる準備を
していたんだろうなという先輩の気持ちがなんとなく
イメージできた。そしてその主任になった人からは
「あなただっていつ副主任やらされるか分からないよ」
と言われてた。その時はピンとこなかったけど、
今となってはそうやって主任の座を得ることが今
明確な目標がない自分の次に進むべき道なのかも
しれないということ。ただでさえ今の主任に不満を
抱いている自分。だったら自分がやってみろよと
言われてもおかしくないくらいの不満の溜まりよう。
そう。そういう展開が来てもおかしくないように、
これからの自分はいきなり主任は無理でも、副主任
から経験していずれ主任のポジションに付けるように
頑張ってみようかなと言うこと。ただ、思うのは
自分が主任の立場に成り上がるにあたって必要な
存在は、その苦手だった先輩の存在だと言うこと。
随分遠回りしたけど、次のステップに進めそうな
気がしてきた。