●今日の出来事(1)
今日はすごい眠かった。
なんか昨日寝付きが悪かったんだよね、暑くて。
折角早めに布団に入ったのに、実に勿体ないことした。
月曜の1限目はアルゴリズムの授業なんだけど、
正直あんまり理解できてない気がしてきた・・・。
アルゴリズムというよりかはプログラミングと言うのかな?
なんか一般的にはC言語というモノを使うらしいけど、
愛大ではPythonっていうマイナーな言語を使ってるのね。
なんだろなあ、まあとにかく曖昧なんだよねえ。
だからテスト前にはなんとかしておきたいところ。
そう、4限目は授業が入っていなくて、図書館の開架室で
英語のテスト勉強してたのね。
席について、これから始めるかあってところで
誰かがウチの肩を叩いたの。
んで振り向いたら5限目の授業で一緒になる女の子だったのね。
一体何だ!?と思ったら
「5限出る?ちょっと熱が出ちゃってこれから病院に行くから
課題のプリント代わりに出しておいてくれるかな?」
あまりにも急すぎて何が何だかさっぱり分からなくて思わず
「ごめん、なんで出席できないんだっけ?」って聞き直しちゃった。
なんでよりによってウチなんだろかとか思う以前に、
ようウチの居場所が分かったよなあって。
まあ結局そのプリントは今日使うことなく終わったんだけどね。
それで今日の5限は、凄い内容が面白かったのね。
何かというと、著作権や知的財産権についてなんだけどね、
この手の話って難しいじゃない。だから普段あまり触れる
機会がないんだけど、こういう話も情報科教員に関係するわけね。
なんかウチはいろいろな話を聞いてて、ディズニーは
他のところにくらべていちいちうるさいんじゃないかってさ。
んで、たとえば授業の教材である先生がドラえもんのイラストを
載せたとする。それを生徒たちに配布して使うことはいけないことなのか。
これは確か、大丈夫だったんじゃなかったっけかな・・?
話を聞いて数時間しか経ってないのに話の内容が曖昧だけど、
そんなコトは気にせず。
とにかくね、教育現場に限らず著作権の問題は矛盾してるんじゃないか?
っていう点が多いのね。それが今日の講義でよく分かった。
それと同時に情報科教員に限らず、教員を目指すモノとして
この手の法律に関してはそれなりに学ぶ価値があるのだと実感した。
●感じたこと、その他(2)
あのね、今更なんだけど「国語教科書の思想」っていう新書読み始めた。
この本は高校卒業前に、T町クラスの学級文庫からパクってきたもの。
パクッたって言ってもちゃんと先生本人の許可を得たわけでw
その当時は「なんとなく教職に関係してきそうなタイトルだな〜」と
軽い気持ちで貰って、当分読まないだろうとしてたんだけどね。
最近読書を始めたのを機に読んでみることにしたんだけど・・・。
国語って道徳的な要素が多いんだねえ!!よくよく考えてみれば
当たり前なことなのかもしれないけどさ。
しかもこの本が取り上げてる教科書っていうのが、
2004年改訂のモノなのね。っていうことはウチらが
高1の時に使ってた教科書とかが関係しているわけで。
つまりウチらの学年が丁度新課程の教科書を使い始めたって訳だよね。
1年では「羅生門」、2年では「山月記」&「こころ」、
3年では「舞姫」もしくは「みどりのゆび」といった作品が
定番教材で、
羅生門、山月記、こころ、舞姫、この4作品で共通して言えることが
1つあるみたいなのね。それが「エゴイズムではいけない」ということ。
国語っていう教科は、物語を読むことによりある意味「説教的」な
モノがそこに含まれているのね。
それはなんとなくは理解してた。現にウチが高校の時習った作品の
中で一番印象に残っている「偽善の勧め」という話も
「君たちの言う偽善者とは本当の偽善者ではない。似而非偽善者だ。
だから君たちは自分の悪の部分を完璧に隠し通せるような真の偽善者に
なるべきだ。」
こんな感じで半命令的な部分があるっていうか。全部が全部命令的な
わけではないだろうけど、何かしら「そうなるべきなんだ」と
感じさせる部分があると思うのね。
そういった意味で、国語ってすげえ奥が深い教科だなって。
ウチ国語って大嫌いだけど、これ読んでるとなんか
国語が好きになれそう。
それとこの本に書かれているのはそんな教科書に対する問題
だけではなく、2003年に実施されたPISA試験結果から
明らかになった「読解力不足」についても詳しく書かれてる。
OECDのこの学力試験に関しては、1年の教職講義で習った
ばかりだからなんだか理解しやすくて。
まあとにかく面白い本なのよ。今更だけどT町に感謝。